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147 : 新作の感想というか

こういうダークなイソムラさんの側面を見ていると、
じぶんのどうしようもなかった時期のことを、失礼にも思い出します。
それで放っておけなくて、
イソムラさんとコンタクトをとってしまうのだと思います。
今、わたしは既婚者という加害者の立場にいますが、
既婚者に恋愛していた未婚のころをすっかり忘れたわけではないんですよ。
でも、それをこんな形で思い出すのはちょっとつらいかな。
あのころの破壊的な思考は、孤独から来ていたのか、しめだされた感覚もそうなのか。

あのころ読んでいたら、きっとイソムラさんにひきずりこまれていたでしょうね。

Re:

雪屋さんははっきりと書かれませんでしたが、言ってみればそれは僕の「どうしようもない側面」であるわけですね。本当はこういうどうしようもない感覚とか感情とか、人によっては思い出とか自覚とか、そういうものはこっそりなかったことにしてしまったり、誰にも言わないまま人知れぬところまで持っていくべきなのかな、と思ったりもするのですが、初期衝動でぶちまけてしまった手前(思えばそれはSame Old Storyの一番最初っから続いてるんです)、引っ込めるわけにもいかず自分にも他人にも面倒で鬱陶しいようなものを提示し続けてるのではないかな、と思っている昨今です。

誰にもきっと知られたくない一面がいくつもいくつもあって、それを本当は生涯の秘密(わざわざ話すことでもない、っていうくらいの)にしてやっていくんでしょうけども、インターネットなんぞ普及しまして、偶然にもめぐり遭ってしまう機会があり、怖い映画を「怖い怖い」と目を手で覆いながら指の隙間から見てしまうような、怖いもの見たさや辛いもの思い出したさで読んでしまう、のでしょうかね。つくづく因果な、というか何というか。

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