monologue : Days.

Days - Log // 2003-08

2003-08-01 Fri.

しかめ面しても、暑いものは暑い。

2003-08-02 Sat.

『烏龍茶はサントリー』という定説が崩れつつあります(自分の中で)。JT の『青烏龍』が『紅烏龍』を遥かに越えるヒットとなっているからです(自分の中で)。

よしもと新喜劇見てて「池乃めだかみたいなおっさんが知り合いにいたらなぁ」とか考えてたら、自分の祖父が彼そっくりな顔つきをしているような気がしてならなくなったり。

2003-08-03 Sun.

カルピスは自分で水割りを作って飲むべきだ。

なんとなく『ピューと吹く! ジャガー』を読み返す。第 17 笛あたりでめちゃくちゃ笑う。その後も笑う。「エレキの帰国子女」貴美子 ア・ラ・モード見てたら、何だかテレキャスターが欲しくなった。

2003-08-05 Tue.

久しぶりに Alternate Stylesheet を作ってみた。CSS ファイルは共通の部品ごとに細切れにした方が(プラグイン形式のアプリケーションみたいに)必要以上にソース書かなくて済むので良いような気がする。

唐突な話ですが(嬉しいんですけどね)、Same Old Story が映像化されます。といってもアマチュアの方ですので、どこ行ったら観れるとかいくらで売り出すとかではないんですけど。そもそも管理人すらそれを観れるかわからない状況。誰か、気が向いたら映像化とかしてやってください。めちゃくちゃ喜びますので。

2003-08-06 Wed.

お釣りをレシートの上に乗せる意味がわかりません。

2003-08-08 Fri.

予想以上にだらけた日々が続く。

SF というのは、ちょっと近未来な雰囲気の装置を操る知識人らしき連中が欠けた道徳ゆえに抜けた物語を展開するものではなく、使い古されたような退廃的な未来像によって警鐘を鳴らせばいいというものでもなく、最初はとっつきにくいけれどよく考えるとなんだかそれらしいような雰囲気の言葉を連呼してればいいというものなどでは当然なくて、本来もっと楽しくて苦いものであるような、そんな気がする。多分ライトノベル系のファンタジーに拒絶反応示すのと同じくらいに嫌気がさす昨今。

2003-08-09 Sat.

別に昨日の日記は「自分はわかってるから他の連中とは一味も二味も違うぜ」とか言いたいわけではなくて、設定とか形式とか方法とかに捕われててもあまり面白いものにはならないし読んでる方も息苦しいよ、っていうようなことです。そう解釈しておいてください。

親が DVD 借りてきたので映画を観る。三本立て。"007 - DIE ANOTHER DAY", "GHOST OF MARS", "BELPHEGOR" の三本。007 は普通に面白かったので満足。GHOST ~ はキョンシーとかゾンビに通じるような、いかにもな 80 年代型 B 級ホラーでした。面白かったのは最初の十五分だけです。もうそういう時代ではないのです。BELPHEGOR は、なんていうか、フランス行きたいなぁとか。ソフィーマルソー綺麗とか。

2003-08-10 Sun.

「一時期に比べると全然食べなくなったね」

どこか病気とか不良な部分があるんじゃないでしょうか。

「そうすることを強要はしないよ。もし見ることすら嫌だというのなら今すぐブラウザを閉じて、『糞サイトめ』とでも罵って、ぐっすり眠ってすっかり忘れてしまうといい。そこに自分を客観視するチャンスがあるかも知れなかったことには気付かない振りをして、今すぐ全部忘れてしまうといい」

2003-08-11 Mon.

LOMO のアクションサンプラーの偽物を買った。四連レンズのトイカメラ。1000 円だから偽物でも何でもいいやとか思ってたものの、本物も 3800 円ということに気が付いた。縦四連レンズのスーパーサンプラー(だったか)も欲しい。こっちはちょっと高い。

"RED PLANET" はラブストーリーでした。

2003-08-14 Thur.

"CITY OF GOD" を映画館で観る。港区の映画館でしか上演してないのでそこへ向かうも、間違えて三重県に足を踏み入れたりする。狭い駐車場で運転スキル向上。肝心の映画の出来は最高。興奮したままの帰り道で映画についてだらだら語って、割と幸せなテンションになる。

映画を自分で撮るために必要だと思われるもの
役者
カメラ・照明 他の撮影機材
編集用の機材、設備
音楽とかシナリオとか脚本とか
センス

自分で映画作れたら楽しそうだなぁ。

2003-08-15 Fri.

"仄暗い水の底から" がテレビでやってたので何となく観る。鈴木光司。が、どうにも面白くない。怖くないし、別に悲しくもない。貞子を越えるインパクトは生み出せそうにないってことですか。国民的アイドルだしね。

従兄弟に息子が生まれていた。21 歳にして甥持ち。相応か。というか、これは「甥」ではない気がするので辞書をひくと、親同士が従兄弟の場合、子供同士の関係は「又従兄弟・再従兄弟(はとこ)」。ってことは、その子供と親の従兄弟との関係はどういう呼び方に? 誰か知ってたら教えてください。

2003-08-16 Sat.

"呪怨" と "THE RING(US)" 観た。直接的に恐怖感刺激するのと、精神的にじわじわ攻める対極的な二本。原作日本、撮影ハリウッドって割と相性良さそうに思える。"THE RING" の一番怖いところはサマラの怪物性じゃなくて、レイチェルがたどり着く結論なんですよ。多分。

2003-08-17 Sun.

昨日観た "呪怨" がなかなか良かったので、原作の小説を本屋でちょっと立ち読みしてみたら「…」の多用ばっかりで読めたもんじゃなかった。で、あまり面白そうだとは思わなかった。映画の方が良さげ。

雨の夜に客の少ないコンビニで買い物、というのは、ホラー好きには結構わくわくするシチュエーションです。

2003-08-19 Tue.

せっかく XHTML 覚えたことだし、ついでに XML 勉強しよう、とか思い立つ(だったら Perl でも覚えてプログラム組めって話ですが、どうせ CGI も PHP も使えないサーバーなので)。で、いろいろネットで入門サイトとか見る。思ったより面白そう。フリーソフトとか大好きなので XML エディタ探したりするのも楽しい。

と、文章(含レポート)が思うように書けないことによる鬱積とかを別方向へ転換してみる。

2003-08-20 Wed.

懐疑的な日々。

2003-08-21 Thur. 嘘日記

「恋愛小説なんて書くもんじゃないよ」

古い顔馴染みの物書きが、少しだけひきつった苦笑いを浮かべながら言う。彼が言っているのは僕の一番新しいやつのことで、その一番新しいやつというのは、まぁつまり恋愛小説なんだけれども。

「なんて言うか、その、いろんなものが滲み出てしまうから」

まだひきつった表情のままの彼を見ながら、僕は割りと自然な笑顔で答える。

「そうかな。どんなものでもそうだよ」

そうかな、うん、そうだろうな、と彼が小声で言う。彼が過去に恋愛小説で苦い思いをしたのかは知らないが、ずっとひきつったままの表情の裏側に、何か思うところがあるであろうことは容易に読み取れた。それがいつのことかは想像もつかないことなのだが。ともかく、彼が恋愛小説に対して拒絶反応を示していることはよくわかったし、次に僕が言うべき台詞もなんとなくわかった。

「いや、たまにはいいものさ」

自分の書いた話の質にとんでもない波があることに気付くのは、思ったより結構ヘコむ。

2003-08-22 Fri.

日記 8/11 のカメラ。の写真。

思ったよりピンボケ。所詮トイカメラ。

2003-08-23 Sat.

なんとなく観たくなったので、AM 4:00 くらいから "ALIEN 2" を観る。徹夜。リプリーがクイーンと対峙するシーンは屈指の名場面。首をかしげるシガニー・ウィーバーカッコいい。現在製作中?の "ALIEN VS PREDATOR" はどうしようもない内容になりそうです。脚本(予定の)を立ち読み。監督は "BIOHAZARD" のナントカさん。評価最悪。幻滅。それにしてもバスケスはカッコいい。

2003-08-24 Sun.

お許しが出たのでリョウヘイ氏三枚。

誰か面白いネタをください。

2003-08-25 Mon. 狂言

「いいか、一度しか言わないから、そのつもりでよく聞け。おれは、頭の悪いやつが嫌いだ。見てていらいらするようなやつがな。別に頭が悪い、というのは、仕事ができないとか物覚えが悪いとかそういうやつのことを言ってるんじゃない。そんなもの、頭の出来の良し悪しには関係ない。ただ要領がいいか悪いかだけだ。そんなやつのことは知らん。好きでも嫌いでもない」

「おれが頭の悪いやつ、と言ったのは(そうだ、自分のことだと思ってよく聞け)自分の行動がどんな結果を引き起こすのか、今自分がしていることはどういうことなのか、それに関して想像力を働かせられないやつのことだ。大抵そういうやつは、後になって大騒ぎをする。こんな具合にな」

『なんてこった! 神様はどこで何してやがる? どうしておれがこんな目に!』

「ああ哀れな子羊よ、お前にとって一番の不幸は、お前がきっと利き腕に握っているその自慢の銃を、お前は決して自分のこめかみに当てようとはしないことだ。どうすればそこから逃げ出せるかお前は知っているのに、それを実行に移そうとはしない。そして、いつまでも悪者を探してる。犯人は誰だ、ってな」

「ああ哀れな子羊よ、その目が腐ってないというのならよく見開いて見るんだ。悪者は、犯人は(このさい悪魔でも何でも、好きな名前をつけるといい)、決してお前から見える場所にはいない。それがお前から逃れようとして隠れているからじゃない。お前の目は、お前自身を見ることは決してできないからだ」

「おれの言っていることが少しでも理解できたのなら、次にどうするべきかはわかってるだろう。悪者探しはもうやめて、ベッドにもぐりこんで昨日までのことを忘れるか、さもなければ、その自慢の銃の新しい使い道を覚えるんだ」

" Shoot Yourself " - Dear Friend

2003-08-26 Tue.

深夜にコンビニに行ったら、秋田文庫の "BLACK JACK" 17 巻が出てて驚いた。確か 16 巻の巻末にもう出しませんよ、みたいなことが書いてあったような。そして発行日は平成 15 年 9 月 20 日。今年って平成 16 年だっけ? いやいや。一ヶ月も先行発売? 謎だらけ。

「ブラックジャックによろしく」ってタイトル、つくづく秀逸だと思う。

2003-08-27 Wed.

ひとつ、来月頭にレポートがあることを忘れていた模様。ジーザス。

2003-08-28 Thur. 嘘日記

「君は Web サイトという場所で、表現の自由を手に入れた」

突然メッセンジャーでコンタクトを取ってきた男は(本当に男かどうかだなんてわかりはしないのだけれど、ともかくそいつは)、大体こういうようなことを言った。

「だが、君のその自由な活動 ― 君が創作と呼んでいるそれだが ― それには本当に価値があるのかい? ネットワークを介したコミュニケーションではあるけれど、まだそこを仮想の世界と認識して新しい常識で他者と接するには随分と時間がかかる。好意には好意で返す、良くも悪くも日本人的な社交辞令に埋もれて、自分のそれ ― そう、君が創作と呼ぶそれだ ― に過剰な自信を持つようなことにはなっていないと言えるか?」

どうやらそいつは純粋に僕の批判をしたいか、そうでなければ、僕の価値観を揺るがしでもして、ただ悦に入りたいだけのようだった。

「さあ、納得のいくような、明快な根拠と君の考えを聞かせてもらいたいものだ。君は、自分自身の活動に価値があり、しかもそれは他者に認められ得るレベルにまで達していると思っているのかい?」

そいつはそれきり黙りこくって、僕の返事を待った。

「どうでもいいよ、そんなこと」

あとは何も言わず、僕は PC の電源を落とした。

2003-08-29 Fri.

レポートの提出期限と進行状況
中級独語(8/31) : 95% (推敲、手直しのみ)
小児看護実習用課題(9/3) : 2% (一昨日存在を知る)
在宅看護論(9/11) : 30% (資料だけ準備済)
精神看護論(9/11) : 30% (同上)

切実。

2003-08-30 Sat. 狂言

「どうして、そんな酷いことを言うの?」

「酷い? 今、酷いと? 僕に? よし、できるだけ君にもわかるように説明しようじゃないか。まず君の言う『酷い』の定義だが、まあこんなものはどうでもいい、聞いてて気分が悪くなるのが『酷い』んだろう。おっと、いいから、黙って聞いてくれ。君は僕を酷いと言ったが、君が僕をそう罵るなら僕もはっきり言おう。君の方がはるかに僕に酷い仕打ちをし続けてきたことを。一度きりじゃない。僕らが付き合ってきた間中ずっと、君は酷い仕打ちをしてきた。僕がどんなに心を痛めてきたかわかるかい? わからないだろうな、覚えてもいないんだから。今になってそれを責めるつもりはないさ。傷付けた側より傷付けられた側がよく覚えてるのは当前のことだから。……僕が今『加害者』とか『被害者』とかいう言葉を使わなかったのは君への配慮だと、そこは理解してくれるだろうね?」

「どうして、そんな酷いことを言うの?」

" Realize Your I.Q. " - Dear Friend

2003-08-31 Sun.

ちょっと長い話を書き始めた。八月も終わる。

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