monologue : Days.

Days - Log // 2008-01

2008-01-04 Fri.

新年初の仕事を終えて帰宅した後、うっかり生温いバスタブの中で眠ってしまう。骨の中に鉛を詰められたような、何とも形容のし難い怠さ。空腹を覚えて食べる物を調達しに外へ。

「いつだってあんたの鼻先へ中指を突き立てて、一番聞きたくない台詞と二番目に聞きたくない台詞を順番に言ってやる。あんたが欲しいのはこれじゃないだろう、けれど僕にはこれしか用意してやれない。赦されたり愛されたりしたいんなら他をあたるといい、ただ、泥舟に乗って海原に乗り出したいような気分になったら、僕のことを思い出したらいい。」

一昔、といっても一年か二年前の僕は、そんなだった気がする。どうにかして君に心底深手を負わせてやりたいと思っていた。結局、それは絶対に不可能だと分かったら、何だか逆に楽になってしまったけれど。文字だとか言葉が世界を救ったりなんかはしないのだ。じゃあ音楽だとか映像だとか、っていうと、またそれも違うのだけれど。

吐露から始まる一年。それでも、まあともかく。よろしくお願いします。

2008-01-09 Wed.

対価を得るに値しない。

2008-01-14 Mon.

久し振りに ブラック・ジャック を読む。涙腺緩みっ放し。

2008-01-23 Wed.

そうなったことが全て、そう望んだことではないということ。申し訳ないと思うか思わないかはわからない。僕もそうだし、僕でない人もそうだと思う。色々、うまくいかないと、いうこと。

2008-01-26 Sat.

アロー、アロー。くだらないことを出来るだけ排除してやっていきたいと思っていたけれど、結局その、捨てたはずの「くだらないこと」に足元をすくわれてしまって、結構派手に転んでみせることになってしまった。何のことはない、ずっとずっと前から繰り返してきたことだった。やあ、またもや繰り返してしまった。何が馬鹿げてるかって、僕自身が一番くだらないじゃないか。

2008-01-27 Sun.

多分僕が欲しかったのは、運命共同体みたいなものだろう。遊び半分とかでなく、一緒に支えたり折れたりするような、そんな感覚を味わってみたかったのだと思う。今では何だか、笑ってしまうけれど。

2008-01-30 Wed.

何とかやっている。不公平さも、あまり気にならなくなった。気にせずにいられるようになったのかも知れない。諦めがつくようになったのかも知れない、というのはまあ昔からのことで、なんだそれじゃ変わらないじゃないかと、笑い飛ばせられたら良かったのに、と、思う。こういう、一見さして重要でもなく、意味があるでもなく、ただ磨り減っていくような毎日に、そのうち何か意味を見出せるようになるのか。あの日々が僕を作り上げた、なんて、胸を張れる日がくるのだろうか。わからないな。どうでもいいのかも知れない。

僕が饒舌になるのはあまり良くない兆候だと知っている。経験から。

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