While Away the Time 12
たとえば君が、全部持っていたとしても。
- どうしていつも、答えを見つけられないんだろう。
- 「証明してよ」「どうやって証明するのよ」
- 残ったのは、叶えられなかった約束だけ。
- 自分に免罪符が与えられるなんて思ってない。罪なんて、一生背負って生きるから。
- どんなに苦しくても言葉にはできなくて、そんな僕を見てきっと君はまた同じことを言うのだろう。「全て終わったことなのよ」
- 言えないことも、多すぎて。
- できれば、君を忘れられるくらいに。
- 過ぎた日々はただの記憶でしかなく、苦しんだ日々もまた思い出のひとつ。「人生ってそんなものかも知れないね」君が笑った。
- 温室で育ちたいなんて思わないよ。
- それは、君のものじゃないんだから。
- 届かない言葉を叫ぶことに、意味はないと思う?
- 歩み寄る気持ち、離れてく心。
- 君は、笑っていて。
- 綻び始めた縫い目は、簡単には戻らないよ。
- 自分を蔑んでみても仕方がないだろう。
- 僕が欲しいのはそれじゃない。
- 「人と同じようにしているのが嫌い」?じゃあ君はどうして、流行の格好をしているんだい?
- そうじゃないんだ。
- 「夜が来る」のか「朝が行く」のか、「朝が来る」のか「夜が去る」のか。僕らが繰り返すのはただの言葉遊びに過ぎない。
- まだ、答えは出ない。