monologue : Days.

Days - Log // 2004-03

2004-03-02 Tue.

風呂場でうたたねして風邪っぽい。

2004-03-03 Wed.

「君はもっと出来るんだから」という評価を頂いたのだけれど、実際出来てないし出来ないと思う。

2004-03-05 Fri.

「いつまで(仮)なんですか?」ということをたまに聞かれるけれど、別にいつまでということもないし特に意味もないので気にしない方がいいと思う。もう本名でも何でも良くなってきてるんだけれど。

2004-03-06 Sat.

できれば来週中にやっておきたいこと
CSS ファイルの書き直し
あちこち手直し(見直してたら酷い箇所が山のように)
独自ドメイン取得

利用中のサーバが(ほぼ)吸収合併な感じなので、契約更新をどうするか微妙なところ。三ヶ月くらい契約更新しておいてその間に独自ドメイン取得、で、新しいサーバ探しが妥当かな。本名晒し決定か。

2004-03-07 Sun.

独自ドメイン取得が完了したとして、monologue と 404 のサブドメインは何を割り当てよう、みたいな。

2004-03-08 Mon.

ゼミの追い出し会。十四人中、上級生四人、院生一人、教官一人の合計六人が卒業。

夢だったらいいのに、なんてことは大抵現実。

2004-03-10 Wed.

目が覚めたら、他所のゼミの教官から留守電に伝言メモが入ってて、「〇〇さんでしょうか?」と酷く余所余所しい語り口で始まっていたものだから、何かやらかしたかと肝を冷やしたりした。ただ図書館の司書さんから請求してた本が届いたよという連絡だったんだけれど。学校の電話番号って皆一緒だから。

2004-03-12 Fri.

猫の鳴き声で目が覚める。絵に描いたような自堕落な生活。

2004-03-13 Sat.

一ヶ月振りくらいに実家へ戻ったら、いろいろリフォームされていた。便座も勝手に動く時代。

2004-03-14 Sun. 嘘日記 「想い出の人」

「へえ、彼氏いたんだ」
「うん。あまり皆には言ってないんだけどね。うまくいってないし」
「そうなんだ。どんな人?」
「ぶさいく。全然カッコ良くない」
「はは、酷い言われようだな。じゃ何で付き合ってんの?」
「すごく背が高くて。190cm くらいあるのかな」
「へえ」
「背が高い人が好きなの」

少しはにかんで話す彼女を見て僕はふと、待合室にも入れず、ずっと遠くから何か面白そうなものを眺めているような、なんだかそんな気分になった。

「僕も、もう少し身長あったら良かったかな」
「えー、そんなことないよ。結構モテてるんだよ」

彼女の無邪気な笑顔には何も責めるべきところは見つからなかったけれど、だとしたら僕は、何に対して惨めな想いをしていたんだろう?

「……そっか」
「そうだよ」

彼女は今、どうしているだろう?

2004-03-15 Mon.

真面目に絵を描いてみたいと思ったりするのだけれど、真面目に絵を描いたことがないから描き方がわからない。

2004-03-16 Tue.

パッとしない。

2004-03-17 Wed.

久しぶりにメールマガジン発行したら、三割増しくらいの登録者数になってて驚いた。あと通し番号を素で間違えた。

2004-03-18 Thur.

Stereo Fabrication of Youth の CD を買ったら、インストアライブ・サイン会・握手会の整理券が付いてきた。握手会って。あとポスターも付いてきた。丸めて固定する紙に「ステレオ」って書いてあった。

2004-03-20 Sat.

本当に何もしてない。

2004-03-21 Sun.

久しぶりに食べたパフェは美味しくなかった。チョコレートアイスの下にプリンを隠すセンスがわからない。

2004-03-22 Mon.

"DREAMCATCHER" と "英雄" を観た。久しぶりの映画は悪くなかった。

2004-03-24 Wed.

半月も食べ続けたら成人病引き起こしそうなジャンクフードを食べながら、何度も何度も繰り返し観て台詞も暗記したような、好きな映画をだらだらと観続ける。幸せ。

2004-03-25 Thur. 嘘日記 「二人の距離」

「もうだいぶ暖かいわね。どう? うまくやってる?」
「ん、まあ、問題なくね。まだ寒いよ」

少しだけずれた会話を交わしながら、僕と彼女は馴染みの喫茶店でコーヒーを飲む。もう、何年も変わらない二人の関係。距離。

「なあ」
「なに?」

僕の声に、彼女が上目遣いでこちらを見る。

「なんで俺たち、結婚しなかったんだろうな」

一瞬間をおいてから、皮肉のような気持ちがこもったのだろう、彼女は微笑みながら言った。

「自分の胸に手をあててみたら?」
「…………」

僕は何も言わず、窓の外に目をやる。

「……ごめんなさいね、茶化すつもりはないんだけど」
「わかってるよ。妙なこと言って悪かった」

彼女がコーヒーカップを皿に乗せる音。

「そうね……人生ってうまくいかないことばかりだわ」

僕は何も言わず、窓の外に目をやったまま頷いた。

2004-03-27 Sat.

髪を切ろうと思ってたけど延期。

例えば手話しか意志の伝達手段がない人は、両手いっぱいに荷物を持たなきゃいけない状況になったときはどうするんだろう? とか、駅で人ごみを眺めててふと考えた。

2004-03-28 Sun.

"THE BONE SNATCHER" という映画を観たのだけれど、微妙。アイデアというかネタは結構好きなタイプなのに、テンポが悪い。ブレアウィッチの森でどうこうするドキュメンタリーもどきはこんな感じなのかな、と観てもいない映画を連想した。

"座頭市" は普通に面白かったけど、確かに古株時代劇役者は怒りそうだと思った。

2004-03-30 Tue. 狂言

「半端に夢だの希望だのを持ち続けているから、お前は自分を哀れで救われない存在だと感じているんだ。そんなもの、捨てるなら思い切って捨ててしまえ。それすらできないのだとしたら、お前は本当に、なんて哀れな存在なんだ」

「自分が、一番幸せだった頃のことを思い出してごらん。そのときの君は、どんな表情で誰を見ていた?」

「何もかも捨ててしまったら、今度は準備をするんだ。這い上がれ。駆け上れ。もう捨てるものは全部捨てたんだから、何か落とさないかなんて心配はしなくていい。死ぬ気で這い上がれ。もう後はないんだ」

" Three Times "

2004-03-31 Wed.

就職についての話を同級生としていて、もうそんな歳だということを強く実感した。彼らにはどうも過大評価されているようなのだけれど、どう説明したら誤解を解けるんだろう。

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