monologue : Days.

Days - Log // 2007-07

2007-07-01 Sun.

幸せなるもののフォーカスは、どんどん移ろいゆく。今は、数年振りにゲームが台頭しています。

2007-07-04 Wed.

都合、人を待つ。ジャズ茶房青猫。

将来像も「明確なビジョン」もクソ食らえ、と思っていたことがあって、今でも思わないでもないけれど、ただずるずると続けることもどうか、とも思う。何となく気になった景色を何となく撮り続けるのもそれはそれとして、上空 0.02m を撮り続けるのも良いか、とか。

縮小するとちょっとよくわからないことに。

2007-07-07 Sat. 嘘日記 「隣でささやく」

「僕が君と幸せに暮らすためには、どうにかして彼を亡き者にしないといけないみたいだ」
「それは無理ね、絶対に無理だわ」
「どうして」
「私がさせないもの。どうしたって彼のためなら、あなただって始末してしまえるわ」

それだけ言うと、何でもないことのように寝返りをうって、彼女はまた少し眠った。

2007-07-12 Thur.

誰かが自分に悪意を持っている、ということを自覚することは辛いことだし、誰かが自分に好意を持っている、と勘違いすることも辛いことだ。どちらにも針が振れなければ、そりゃまあ平穏に人生過ごせるだろうけれども、実につまらない。実につまらない道の上を、一人ぶつぶつと言いながら歩いている。

隣の芝生の色や鉢に蒔かれた花の種が何か、なんて、気にしないに越したことはない。アサガオだと思い込んでいた鉢にパンジーが咲いてるだなんて、結構ショックの大きいこと。僕は僕で、自分のソラマメでも育てていればいい。

考えたことが容易に達成できるなら、ね。そんな都合の良い。

2007-07-17 Tue.

押し際と引き際がわからない。僕は相手にもっとコミュニケーションを求めていいのか、求めるべきなのか、応じるべきなのか。それを理解する必要性に迫られて、相手が僕をどう思っているか、について考えると、沈黙が誰にも被害の少ない最良の選択肢のように思えてならない。ともかく、明らかに求められたとき以外には、口を開かないことが良い。誰かを傷付けたり傷付けられたりすることを少なくすることができる、ような気がする。独りでいればそう独りでいれば、と思ったとき、僕は僕の空想する世界が、大抵僕抜きで構成されているということに気が付いた。僕なしじゃ動かない機械は存在しないし、僕が餌をやらなけりゃ死んでしまうペットもいない。僕は、ある日世界から僕が消えても全く影響のない、僕から見てスタンドアロンな世界を感じて、または望んでいる。

夏の夕方の匂い、蝉の声。

2007-07-19 Thur.

運命とかそういうもの。しかしそこにあると実感できるのは、人為的なタイミングの悪さと、悪意やその他諸々の意思意図が伴っているということ。何か大きなものの所為にしなければやっていけないほど、意図を持った誰かに依存しているわけじゃない。寄り掛からずにやっていくことは、切り捨てられても動じないこと。くだらないことで絶望してみせたって、本当に心配する人間なんてもういなくなってしまった。

とにかく、他人に期待しないこと。一時も気を抜かないこと。

2007-07-23 Mon.

moco motto cafe もなくなってしまったし、neuberry cafe もなくなってしまう。寂しい。

2007-07-24 Tue.

もしも君にあまり時間が残っていないのなら、例えば僕と君との関係性に何か変化が生じることもその一例だとして。その場合、僕は、もっともっと何かを書き連ねるべきだろうか。ゲームセットを待って、何も言わずにいるべきだろうか。

2007-07-29 Sun.

タイミングというタイミングが重なって重なって、何か失くすときには一度に失くすものだったりするのか。ちょっとした思い出とか旧交とか新しいツテとか。

ともかく二十五年間生きてしまった。あと二十五年間生きられるかはわからないけれど、今より悪い状況にならないように。少しでも誰かにとって有用であるように。歯を食いしばる。

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